杏の種から生まれたエイジング・スキンケアシリーズ

紀恵子の日常とつぶやき


ボケないで人生100歳時代を生きるヒント②

2021年3月10日

株式会社アイム 取締役 矢野 紀惠子

 コロナの感染者数が1日1,000人を超えた東京は1月早々緊急事態宣言が発令され、3月7日まで延長されました。その後1日500人下回るようになりましたので、ニュースがお手元に届く頃は解除になっているでしょうか?ワクチン接種が始まるようで、終息に向けての期待が待たれる日々です。ただ、今回のワクチンは人類にとって初めての遺伝子組み換えで安全性が確立していない中での接種に対する危惧を感じている方もおられます。コロナに感染したら重症化する高齢者にとって、ワクチンによる影響の心配よりコロナ感染の方に危険性が高いので、個人的に私は受けようと思っています。皆さまのおかげでコロナにも罹らずに生き延びたとしても、認知症や寝たきりになっては周りにの方に迷惑をかけるだけ!ボケない予防共有しましょう!
 今回のテーマはボケないのはどっち?
 Q:ボケない食を選ぶなら「白米」と「玄米」どっち?

 脳に最も有効な栄養素は「ブドウ糖」です。日本人の主食はお米で、そのお米に含まれる炭水化物は体内でブドウ糖に変化します。今、炭水化物の摂取を控える「糖質オフ・ダイエット」が流行っていますが、記憶力や集中力の低下、怒りやすくなるといった症状をもたらすこともあるようです。炭水化物は脳の活動を維持するのに重要な栄養素で、ボケ防止食品なのです。ただ、過剰摂取は糖尿病につながり、肥満になるので量は控えめにしましょう。玄米は健康食品と言われ、栄養は豊富ですが農薬も含まれています。脳は限られた栄養だけを吸収。炭水化物を摂取して1時間ほどでブドウ糖になって脳に達します。脳の栄養素となる「ブドウ糖」に関して白米は安全性も炭水化物の含有率も玄米より高いのです。 答えは「白米」です。

 Q:食後の一杯は「ほうじ茶」と「コーヒー」どっち?

 ほうじ茶は香ばしく、やさしい口当たりで日本人の食後に飲まれていますが、カフェイン量も少なく、ボケ防止には期待できないかも。緑茶にもカテキン、ビタミンC、カフェインも豊富です。ただ、コーヒーには認知症の予防効果も立証されてきたのです。そしていくら飲んでも害がないというのが、現在のコーヒーに対する評価です。コーヒーをよく飲む人は、肝臓がんの発症率が低いという結果も出ています。一日にどのくらい飲めばいいのか。目安は5~6杯。えっ!そんなに?1~2杯ならミルク、砂糖入りで良いけど、ブラックでなきゃね!答えは「コーヒー」でした。