答えは「結婚式」です。結婚式は、新しい場所にでかけて新しい情報を取り込み、脳にインプットする「記銘」と言って情報を思いだ出す作業。年齢による記憶力の低下はボケに深く関係します。高齢者の脳機能で頻度の高いのは「想起」の方なので、意図的に「記銘」を鍛える必要があります。懐かしい昔話より新しい出会いと経験が重要だということです。
人と会う時、相手の殿部分を意識しますか?相手の福という方は少ないのでは?それはファッションに対する意識が低く、自分の服にも無頓着という事。着られればなんでも良いと前日と同じ服を着ていませんか?認知症には「何日も同じ服を着続けてしまう」という症状があります。答えは「流行を追いかける」です。人に接する機会の多い方は服にも気を配り、脳活性にもつながります。
家に帰った時、音のない部屋は何となく寂しく感じて、テレビやラジオをつけてしまう方が多いと思います。耳に入ってくるもの必ずしも自分が得たい情報ではないことが多く、右から左にぬけてしまう結果になっています。だったらスイッチを切り、情報の流入をを遮断することで、一人の環境を作ります。時に何も考えず、ボーっとしていることも大事。この状態を「瞑想」といい、脳がかっせいかしているのだそうです。何も考えないというのは結構難しいです。座禅のようなものなので修行です。瞑想することで得られる効果は集中力と記憶力のアップ。そしてストレスを取り除きます。まずはテレビやラジオを消して環境を整えてから挑戦してみましょう。答えはもちろん「静かな部屋」です。今は情報が溢れています。実際に興味のないことに脳は働かないので、テレビは消して、「静かな部屋」で瞑想する時間を持ちたいと思います。